動画で紹介!ハムストリングスの肉離れの再発予防!ハムストリングスのテーピング
今回はハムストリングスの肉離れの予防や再発防止のためのテーピングのご紹介です。
ハムストリングの肉離れの概要
ハムストリングの肉離れは陸上競技の短距離やダッシュをするスポーツに多く発症するスポーツ障害です。
程度により3度に分けられます。
簡単に分けると
1度・・・微細な筋損傷(俗に言われる筋膜炎程度です)
2度・・・不全断裂
3度・・・完全断裂(完全断裂になると手術の可能性も出てきます。)
に分けられます。ほとんどの場合は1~2度の損傷になります。
過去記事では
ハムストリングスの予防、再発防止のためのストレッチをご紹介しております。
併せてやっていただけると効果的だと思います。
ハムストリングスの肉離れは再発率が高く、アスリートにとって非常に厄介なスポーツ障害の一つです。
治ったと思って練習を再開すると、再発したり、すぐに筋肉の張りを訴えたりと非常にナーバスになりやすい状態に陥りやすいです。
また何度も再発を繰り返すことによって心が折れかけてしまうこともしばしばあります。
そんな時にアスリートをサポートする一つのツールとしてテーピングがあります。
是非有効利用してケガを乗り越えてください!
用意するもの
5センチのキネシオテーピング
テーピングの巻き方
①立位で後方から張ります。動画は立っている状態ですが、私はやや前屈をしてもらい、ハムストリングを伸ばした状態で張っていきます。
②事前にお尻の下のくぼみ(坐骨結節のあたり)から膝裏のやや上の長さで採寸し、カットしておきます。 (2本目も同じ長さ)
この際、四隅を切り落としておくと剥がれにくくなります。
③一本目の貼り始めはお尻の下のくぼみから張りはじめ膝裏に向けて乗せるように貼っていきます。(この際若干伸ばしながら張るのがコツです)
膝裏の内側が貼り終わりです。ここまでがハムストリングスの内側(半膜様筋、半腱様筋)のテーピングです。
④事前に1本目と同じ長さで採寸し、カットしておきます。この際、四隅を切り落としておくと剥がれにくくなります。
一本目と同様に、二本目の貼り始めはお尻の下のくぼみから張り始め膝裏に向けて乗せるように貼っていきます。(この際若干伸ばしながら張るのがコツです)
膝裏の外側が貼り終わりです。ここまでがハムストリングスの外側(大腿二頭筋)のテーピングです。
⑤三本目は、事前に太もも裏側の幅3分の1の長さで採寸し、カットしておきます。四隅をやはり切り落としましょう。
テープは剥離紙を真ん中から割き、粘着面を出しておきます。(左右に強く引っ張ると紙だけが裂けます)
痛みや筋肉の張りが出ている高さに、テープの中心を貼り、そこから両サイドに同時に引っ張りながら貼ります。(ここはかなりテンションを高めで張っていただいて結構です)
これで完成です。
ハムストリングスの肉離れは、練習の再開時期が一番気を使う時期です。
うまくテーピングなどを活用しながら上手に復帰してくださいね!
※注意点
ハムストリングの肉離れだと自分で判断せず、必ず専門機関に受診などをしてください。
また、テーピングなどは1日で張替え、かゆみが出たら必ず剥がしてくださいね。
練習中にテーピングする際は汗などを拭いてするとはがれにくくなります。
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動画(トワテック様)
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