動画で説明!鍼灸師オススメ!膝の内側の痛みのテーピング (内側側副靭帯損傷 キネシオテープ編)
- 2018.10.27
- テーピング
膝の内側にある内側側副靭帯を損傷するのは、さまざまなスポーツシーンで遭遇します。野球、バレー、柔道、ラグビー、バスケットボール、ハンドボールなどジャンプを繰り返したり、ストップ&ダッシュしたり、コンタクトスポーツなどでよく起こるスポーツ障害です。
内側側副靭帯は太ももの骨である大腿骨とふくらはぎの骨である脛骨を結んでいる靭帯で膝が内側に曲がらないように守っている靭帯です。
外側から内側に向けての力が加わる時やねじれなどが起こる時などに損傷したり、痛みが出る事が多いです。
ですので、ねじりの動きであったり、横の動きがあるスポーツで膝の内側に痛みがある方にオススメのテーピングです。
簡単に巻けるので覚えておくと便利だと思いますので是非参考にされてください。
用意するもの
貼り方
貼る姿勢
立った状態で膝を少し曲げた状態で貼っていきます。
一本目
①事前に太ももの内側からふくらはぎの真ん中あたりで採寸し、カットしておきます。四角を切り落としておくと剥がれにくくなります。(テーピングは四角をカットしていると剥がれにくくなるのでポイントです。)
②貼り始めは太ももの内側から始めます。 膝の内側側副靭帯を通って乗せるように貼っていきます。(膝の内側の中央あたりが内側側副靭帯がありますのでそこが目印です)
③ふくらはぎの内側が貼り終わりです。剥がれにくくなるように全体をしっかり押さえてください。
二本目
④事前に太ももの裏からすねまでを採寸し、カットしておきます。一本目と同様に四角をカットしておきましょう。
⑤貼り始めは太ももの裏から始めます。 内側側副靭帯を通り1本目と交差し、乗せるように貼っていきます。(交差する部分が膝の内側側副靭帯の部分で交差するようにしましょう)
⑥すねが貼り終わりです。剥がれにくくなるように全体をしっかり押さえてください。
三本目
⑦事前に太ももの真ん中からふくらはぎの裏側までを採寸し、カットしておきます。一本目と同様に四角をカットしておきましょう。
⑧貼り始めは太ももの真ん中。 テープの交差点を通り、乗せるように貼っていきます。(交差する部分が膝の内側側副靭帯の部分で三本とも交差するようにしましょう。)
⑨ふくらはぎの裏側が貼り終わりです。剥がれにくくなるように全体をしっかり押さえてください。
※注意点
症状が長引いたりする場合は自分で判断せず、必ず専門機関に受診などをしてください。
また、テーピングなどは1日で張替え、かゆみが出たら必ず剥がしてくださいね。
練習中にテーピングする際は汗などを拭いてするとはがれにくくなります。
まとめ
このテープは膝の内側側副靭帯の損傷でも軽度の損傷の時や、プレーに復帰するときなど軽い保護を目的におこなってするものです。急性の怪我の時にしっかり固定をしたい時にはこの固定だけでは少したらないかなと思います。
しかし、軽めでテープを巻きたい時には、巻くのも簡単ですのでかなりオススメです。
是非参考にされてください。
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