スポーツ系鍼灸師オススメ 扁平足で疲れる足裏テーピング 足底筋膜炎にもオススメキネシオテープ

スポーツ系鍼灸師オススメ 扁平足で疲れる足裏テーピング 足底筋膜炎にもオススメキネシオテープ

ジョガーの人やランニングをする人にとって足の裏の疲労は厄介なもので、次の日の仕事に支障をきたさないようにしたいですよね?アスリートにとっても日頃から足の裏に疲労を溜めないようにすることは非常に大事になります。

足の裏に疲労を溜める事によって足底筋膜炎になったりシンスプリントの原因にもなったりします。アキレス腱の痛みにもつながります。

足の裏にアーチがある事で足をついた時のショックを吸収することができます。

足のアーチはサスペンションの役目

足の裏は小さい骨が並び弓なり状になっていることから、足のアーチといわれております。このアーチがあることにより体重がかかると足の裏全体に衝撃を分散することができます。このアーチを支えているのは靭帯や筋肉たちです。アーチがショックを吸収する働きから足のアーチは車に例えるならサスペンションの役割だといえます。

扁平足はどんな状態?

扁平足は足のアーチを支えるための靭帯や筋肉が何かしらの理由で支え切れなくなり弓なり状を崩してしまった状態です。

足のアーチがなくなるとサスペンションの働きができなくなってしますのでショックを吸収できなくなってしまいます。

そうなると足の裏の疲労だけではなく、膝痛や足首痛さらに腰痛の原因になったりもします。

今回ご紹介するテーピングはその扁平足におススメのテーピングです。

用意するもの

五センチ幅のキネシオテーピング

貼り方

1本目

①事前にかかとから指の先までの長さで採寸し、カットしておきます。四等分の縦の切込みを約7.5cmの深さまでいれておきます。

②角を切り落としておくと剥がれにくくなります。

③剥離紙を真ん中から裂き、粘着面を出しておきます。左右に引っ張ると剥がれます。

④足の裏の接地部分に粘着面を貼り付け、指に沿って一本ずつテープを貼っていきます。指の曲線に沿い、軽く引っ張りながら貼っていきます。

⑤人差し指から小指まで貼ります。

⑥指の付け根を押さえ、強めに引っ張りながら踵まで貼ります。アキレス腱に乗せるように貼り終えます。

⑦全体をしっかり押さえます。

2本目

⑧事前に親指の付け根から踵までの長さで採寸します。採寸した長さの2倍のところでカットしておきます。さらに縦にカットし、半分の幅のテープを作ります。

⑨貼り始めは、親指の付け根から始めます。親指を曲げないようにして、包むように貼っていきます。

⑩親指の付け根を押さえてテープをしっかり引っ張ったら、踵の内側に向かって貼っていきます。踵の後ろを通り、親指の付け根に向けて貼っていきます。

⑪貼り終わりは、引っ張らずに親指を包むようにします。剥がれにくくするため全体をしっかり押さえます。

3本目

⑫事前に足の甲をぐるっと1周巻ける長さを採寸しておきます。そこから5cm引いたところをカットしておきます。

⑬真ん中ぐらいの剥離紙だけ破り、粘着面をつけてテープの両端を持ち、引っ張りながら足の裏を持ち上げるように貼っていきます。

⑭足の甲が貼り終わりです。 少し重なってしまっても問題ありません。剥がれにくくするため全体をしっかり押さえます。

4本目

⑮事前に足の甲をぐるっと1周巻ける長さを採寸しておきます。3本目より少し足の指側で採寸します。その5cm短い長さでカットしておきます。

⑯3本目と同様に真ん中ぐらいの剥離紙だけ破りテープの両端を持ち、引っ張りながら3本目と少しずらして貼っていきます。

⑰足の甲が貼り終わりです。 テープは重なってしまっても問題ありません。全体をしっかり押さえ完成です。

まとめ

今回のテーピングは少し工程も多く、難しく感じるかもしれませんが慣れるとすぐにできるようになると思います。扁平足や足が疲れやすい人にもおススメのテーピングですので是非参考にされてください。

他にもランナーなどに多い腸脛靭帯炎のテーピングの記事はこちらをクリックしてください。

動画

トワテック様