動画で紹介!ゴルフ肘(外側上顆炎)のテーピング!テニス肘にも使えます
- 2018.10.26
- テーピング
今回はゴルフやテニスに多い外側上顆炎のテーピングです。
外側上顆炎
外側上顆炎は肘の上腕骨の外側上顆というところについた筋肉たちが運動などにより筋肉が外側上顆を牽引し炎症を起こした状態をいいます。短橈側手根伸筋という腱が悪くなっていることが多いです。短橈側手根伸筋は手首を甲側に上げるための筋肉です。ボールを打った瞬間に手首を固定しておくためにエキセントリック収縮(遠心性収縮)を起こすため過度の負荷がかかると思います。
また一度なってしまうと痛みが長期化をしてしまうことも少なくないです。そのため少し違和感があるときや、なおってきている時はテーピングをしてプレーすると回復のためのも非常に効果的です。
今回ご紹介するテーピングは非常に簡単に出来ますので是非参考にされてください。
用意するもの
5センチのキネシオロジーテープ
テーピングの巻き方
巻く姿勢
腕を軽く曲げた状態で貼っていきます。
1本目
①事前に手の甲の中央から、肘の外側のでっぱり(外側上顆)までを採寸し、カットしておきます。四角を切り落としておくと剥がれにくくなります。(テーピングをするときのコツです。)
②貼り始めは手の甲の中央。肘の外側に向かって貼っていきます。
③手首を超えたあたりから、徐々にテープを引っ張りながら貼っていきます。肘の外側の骨のでっぱりが貼り終わりです。採寸した長さより、2~3cm長くなるのが目安です。
④全体をしっかり押さえます。
2本目
⑤事前に手首の親指側から肘外側、骨のでっぱり部分(外側上顆)のやや上方までの長さを採寸し、カットしておきます。四角を切り落としておくと剥がれにくくなります。
⑥貼り始めは、手首の親指側です。
⑦1本目と同じように、徐々にテープを引っ張りながら、肘の外側に向かって貼っていきます。
⑧1本目よりやや上部が貼り終わりです。採寸した長さより2~3cm長くなるように貼っていきましょう。
⑨全体をしっかり押さえます。
3本目
⑩事前に、前腕のもっとも太い部分を探し、そこでぐるっと一周するように採寸してカットしておきます。四角を切り落としておくと剥がれにくくなります。
⑪前腕のもっとも太い部分を、テープをやや強めに引っ張りながらぐるっと一周させるように貼っていきます。強くしないように注意してください。
⑫貼り始めと貼り終わりが5cmぐらい重なるように貼ります。全体をしっかり押さえ完成です。
まとめ
肘のテーピングはテニス肘やゴルフ肘以外でも肘の外側の痛みに使えますのでご参考にしてください。下記のお気にも使えます。
- 肘の外側が痛くてテニスやゴルフ時の時に痛む
- イスなど持ち上げる時や雑巾を絞る動作などに痛む
- 肘の外側に痛みではなく違和感などがある
※注意点
症状が長引いたりする場合は自分で判断せず、必ず専門機関に受診などをしてください。
また、テーピングなどは1日で張替え、かゆみが出たら必ず剥がしてくださいね。
練習中にテーピングする際は汗などを拭いてするとはがれにくくなります。
動画
トワテック様
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