動画で説明!シンスプリントのテーピング 回内足(オーバープロネーション)を伴う場合

動画で説明!シンスプリントのテーピング 回内足(オーバープロネーション)を伴う場合

シンスプリントはさまざまなスポーツで起こるスポーツ障害です。陸上競技、バスケットボール、バレーボール、ラグビーなどダッシュを繰り返すスポーツやジャンプを繰り返すスポーツに多いです。一昔前はスポーツ初心者でよく起こるため初心者病などといわれましたが、最近はスポーツそう言わず、シンスプリントや過労性骨膜炎といいいます。主な原因はオーバーユース(使いすぎ)症候群といわれます。

しかし、同じ練習をしてなる選手もいればならない選手もいます。そんな原因をみつけテーピングをご紹介していきます。

シンスプリントの原因の1つ!回内足(オーバープロネーション)

シンスプリントの徹底解説もご覧ください。

シンスプリントの原因の1つとして回内足というものがあります。「回内足」といってもなかなかわからないと思いますので次の写真をみられてください。

この写真は私のクライアント様なのですが、シンスプリントは右足です。左に比べると右足(かかと部分を注目してください)かかとが内側に倒れているのがわかりますでしょうか?

※回内足自体は外転・外反・背屈の動きが同じに起こる時に言うのですがわかりやすく踵をみてください。

このような足の状態になると足をつくたびふくらはぎの内側に負担のかかりシンスプリントになりやすくなります。

シンスプリントのテーピングの用意するもの

5センチ幅のキネシオテーピング

テーピングの巻き方

一本目

①事前に足の裏中央から膝の内側の長さで採寸し、カットしておきます。この際四角を切り落としておくと剥がれにくくなります。

②貼り始めは足の裏の中央から始めます。 すね(脛骨内側)と平行に乗せるように貼っていきます。

③膝の内側が貼り終わりです。貼り終わったら剥がれないように全体をしっかり押さえましょう。

二本目

④事前に1本目の貼り始めからすねの外側の長さで採寸し、カットしておきます。

⑤貼り始めは1本目と同じ場所から始めます。 アキレス腱を通り、足首を1周するように貼っていきます。 くるぶしの下までは100%で引っ張りながら貼ります。(回内足を矯正するようにしっかり引っ張りましょう)

⑥それ以降は軽く引っ張りながら貼っていきます。 足首を外側にひねりすぎないように固定する意味合いがあります。

⑦内くるぶしの上が貼り終わりです。貼り終わったら剥がれないように全体をしっかり押さえましょう。

痛みが強いときは一本目のテーㇷ゚をずらして二本にして貼るとより効果的です。

まとめ

今回は回内足になった場合のシンスプリントです。内側アーチが崩れた場合はこちらの記事を参考にしてください。シンスプリントは症状が長引くと脛骨の疲労骨折などにもなったりします。長引く前にしっかりと休養をとったりするのがはやく治すコツになります。

無理をせずに早く治しましょう。

※注意点

症状が長引く場合はシンスプリントだと自分で判断せず、必ず専門機関に受診などをしてください。

また、テーピングなどは1日で張替え、かゆみが出たら必ず剥がしてくださいね。

練習中にテーピングする際は汗などを拭いてするとはがれにくくなります。